転落事故



すっころんだ。側には穏やかな水面。

『柵をつけとくんだった・・・』思ってももう遅い。
派手な水音をさせながら転落した。

「つっ・・・」
殆ど全身ずぶ濡れになって起き上がる。服は肌に張り付き、水滴が流れ落ちていった。



相方が笑いを堪えながら差し出した手を見て、
マツバは不満そうな表情を浮かべた。

「ずいぶん楽しそうじゃないか」

そう言って、差し出された手を強く握った。






***
こりゃーパンツまでアウトだ・・・

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