と、ある日の朝

もう日が昇る
----ねぇ、次はいつ逢え・・・

「痛っ!ミクリ!顔をもう少し傾けろ!もみあげが刺さる!!」
「・・・我慢が無いな。このぐらいたいしたこと無いだろう?」
「いや、普通に痛かった」
「甘いな。君はアダン師匠の髭の凄さを知らないだろう。あれは凶器だぞ」
「な、凶器・・・・?!」
「そうだ。師匠の髭は伸縮自在。しかもコントロール可能なのだ」
「・・・す、凄い・・・!」
「硬度すらも変えることが出来るから、髭の先で壁に穴をあけるなんてことも朝飯前だ。」
「うおおおぉ・・・!!」
「驚くのはまだ早い。昔、私が修行を怠ってこっそり遊んでいたら、師匠に見つかったことがあってね。
全速力で逃げたのだが、あの方の髭に足をとられ、腕をとられ、、連れ戻されてしまった・・・。もう、其の後はみっちりお仕置きされたよ」
「あ、アダンさん強っ!・・・で、お仕置きって何されたんだ?」


***
アクリル画です。やっぱりアクリルは苦手かも・・・。
一応ミクダイ。別にダイミクでもいいのですが、構図的にミクダイかなーと。
ミクリさんのマントが普通なところには突っ込まないように!

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